ダウンロード

カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門をご存知でしょうか?

 

「ある視点」というネーミングなので、「どの程度の賞であるか?」とあなたが疑問に思うのも無理はないです。

そんなわけで今回は、「ある視点」部門を分かりやすくまとめてみました。

スポンサードリンク

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門とは?

wikiによると、

あらゆる種類のヴィジョンやスタイルをもつ、「独自で特異な」作品群が提供される。世界各国から毎年20本ほどの作品が選出される。

とのこと。

 

しかし、wikiお馴染みの悩みである「なんとなく分かったけど……」感がハンパないような。。。

 

そこで、wikiだけでなく様々なサイト、ニュースで情報を調べてみた。

疑問1・どのくらいのレベルの賞なの?

まず、調べてもどの程度の賞か?という疑問を解消する説明はなし。

しかし、調べていくと3つの共通点が見えてきました。

 

共通点

1・ハリポタのような大ヒット作品はない。

2・マトリックス、スターウォーズのようなスケールの大きさがある映画ではない。

3・感情、人の思いを作品にした心が惹かれる作品の傾向がある。

 

ここに3つの共通点として並べたものは、あくまでも主観的な観点です。

でも、よくよく考えてみると賞の名前である「ある視点」を考えてみると、こういった共通点も納得がいきます。

 

・共通点1「世界的大ヒット作品はない」理由

「ある視点」部門の過去グランプリ受賞作品を見てください。

  1. Killer
  2. ビューティフル・ピープル
  3. 彼女を見ればわかること
  4. Boyhood Loves
  5. ブリスフリー・ユアーズ
  6. 輝ける青春
  7. 母たちの村
  8. ラザレスク氏の死
  9. Luxury Car
  10. カリフォルニア・ドリーミン
  11. トルパン
  12. 籠の中の乙女
  13. ハハハ
  14. アリラン
  15. Stopped on Track
  16. 父の秘密
  17. 消えた画 クメール・ルージュの真実
  18. ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲
  19. ひつじ村の兄弟

おそらく、知っている映画は限りなく0に近いはず。

日本の作品はまだ一度もグランプリを取っていませんしね。

 

そもそも、世界的大ヒット映画は稀で、日本では「桐島部活やめるってよ」は有名。

ですが、世界的大ヒットではないことと一緒ですね。

 

・共通点2「スケールの大きい映画はない」理由

個人的にスケールの大きい映画と聞かれたら?

・マトリックス

機械に支配されかけている(ほぼされた)人類が、現実の世界を取り戻すため、そして本当の人類を機械から守るための戦う映画。

・スターウォーズ

宇宙を舞台にダークサイドとの戦いを描いた映画。

 

他、

バイオハザードを代表とするSF系統映画、ハリポタ、ゴジラ、タイタニック,…etc

 

 

なんとなくニュアンスは伝わるかと思います。

さきほど載せた過去グランプリ作品を見ても、スケールの大きさが賞をもたらしたと思うものはありません。

 

では、何が賞としてふさわしいと思われたのか?

それが、次の3つ目の共通点で分かります。

・共通点3「感情、人の思いを描いた作品が受賞する」理由

この3つ目の理由こそ、一見不思議な「ある視点」部門の存在意義です。

ではどういうことなのか?説明してみます。

 

「スケールの大きな大人も子供も楽しめる映画」が大きな評価を得やすいのは当然です。

しかし、

”地味だけれども心に響く、よくよく見ればとても心に残る作品”

だけれども、評価を得にくい作品はどうでしょう?

 

素晴らしい作品であるにもかかわらず、受賞する機会を逃すこともありますよね。

 

そんな中、ある意味「深い」映画が評価されるのがこの賞なのです。

1998年から開催ということで、これからが注目の賞ですので、今後この部門で活躍する映画を楽しみにするのもいいですね!

日本からの出品作品は?

ここまでは、「ある視点」部門の考察をしてきましたが、ここからは2016年に日本から出品される映画を見てみます。

是枝裕和監督「海よりもまだ深く」

団地を舞台になりたかった大人になれなかった大人たちを描いたもの

※引用

「なりたかった大人になれない」という設定が魅力的。

おそらく理想と、現実のギャップに悩む姿がリアルに再現されるのでしょう。

ぼくら一般人の心にもグッとくるものがあるはず。

 

深田晃司監督の「淵に立つ」

下町で暮らす夫婦と風変わりな男との共同生活を描く

※引用

ある夫婦と、風変わりな男が共同生活というなんとも不思議な設定ですね。

共同生活の中の人間の心も気になるところ。

 

過去には日本からの作品では

・「トウキョウソナタ」(黒沢清監督)が審査員賞

・2015年には

「あん」(河瀬直美監督)がオープニング作品に

「岸辺の旅」(黒沢清監督)が監督賞受賞

 

そして今年は、ジブリもあります!

「レッドタートル ある島の物語」がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に!

main

ネットニュースでは日本からの出品作品ではないとなっていますが、我らが鈴木敏夫Pがオランダ出身の監督「マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット」氏と共に、出品します。

こちらも期待大!

です!

 

「ある視点」部門に出品するということですので、やはり「深〜〜〜い」作品になることは間違いなさそうです。9月の公開が楽しみでなりませんね。

スポンサードリンク

まとめ

カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門は、人の心を描いた作品が出品される傾向がある、ということでした。

 

日本の作品では、まだこの部門でグランプリを受賞した作品はありませんが、今後もこの賞に期待!していきましょう。

 

そして、

今年の日本から出品される2作品

そして「レッドタートル ある島の物語

も期待大!

 

ということで最後までお読みいただきありがとうございました。