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「紅の豚」のジーナと並ぶヒロイン、フィオピッコロはかわいいキャラクター。まとめてみました。

「紅の豚」に登場するフィオピッコロとは?

フィオピッコロは飛行機設計会社であるピッコロ社に設計士と勤め始めたばかりの女の子。17歳という設定が映画でも記されています。

 

性格はやんちゃで男勝り。

でもマルコの壊された飛行艇をパワーアップさせるために真摯に仕事へと向き合う姿は祖父である父の職人気質な部分を受け継いでいることが窺えます。

 

フィオは映画の中盤から登場するのですが、フィオが登場してからこの「紅の豚」のトーンが少し変化していきます。

いわば中盤からのキーパーソン。

 

個人的な意見ですが、どこか「風の谷のナウシカ」のナウシカに重なるようなキャラクターに思えて、とても嬉しく、私の中ではジーナよりもフィオの方が印象に残りました。

最後、フィオはジーナと知り合って仲良くなりますが、もしかするとジーナの17歳のころも、フィオのような女の子だったのかな、と見終わった後にふと考えてしまいました。

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フィオ役の声優を務めた岡村明美氏。

「紅の豚」でフィオの声優を務めた岡村氏は、いわゆるプロの声優さん。

もちろん本職なのでとても上手にフィオ役を演じていましたし、フィオの人物像に岡村氏の声もピッタリと合っていたように思います。

 

岡村氏は子どものころから朗読が好きで、国語の授業で朗読する人を先生が指名するときも、自分を選んで欲しいと願うほど。その思いは小学校以降も続き、声優を目指すための学校を卒業し、見事プロダクションに就職することになります。

 

声はいわゆる女性っぽい声というよりは、男の子役も務めることができる中性的な声で、フィオ役もそうですが、これまでに務めてきたキャラクターも気が強くおてんばの女の子役が多いです。

このフィオ役は岡村氏にとっても大きな分岐点になるほどの大役だったのではないかと思いますし、そしてそれを見事成功させていると思います。

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かわいいだけじゃないフィオ。

フィオは新米でありながらも見込みある飛行艇設計士。

17歳という若さが全面的に感じられるかわいらしい女の子で、見ていても清々しく気持ちよいキャラクターです。

 

フィオは育った環境のせいなのか、どんなことにも物怖じせずに堂々としています。

修理されたマルコの飛行艇に乗り込んだり、またその飛行艇が無事に離陸していくためにマルコをサポートするシーンは手に汗握りながらもドキドキするシーンでした。

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このシーンも!

その後、空賊達がポルコのアジトに押し寄せてきたシーンにも毅然とした態度で立ち振る舞います。

そんな姿に空賊連中もフィオに惹かれてしまうほど。私が個人的に好きなシーンはフィオがマルコに飛行機の話をせがむシーン。

マルコの話の最後、一人残されて飛んでいた場面についてフィオは「神様がまだ来るなって言ったのね」と前向きに捉えるのに対し、マルコは「お前はそうやって一人で飛んでいろと言われた気がしたがね」と応えるシーンがとても印象に残りました。

フィオがいかに飛行機乗りとしてのマルコパゴットに憧れていたかが窺えます。

フィオの気になったセリフと名言。

フィオの気になったセリフはたくさんあります。

 

先述したマルコとの飛行機の話を交わした後のセリフもその一つですが、私が好きなのはマルコのアジトで空賊やカーチスのやりとりのあと、急に緊張や恐怖からか、体を震わせた後でマルコに言った

 

「わたし、泳ぐ」

というセリフです。

 

このセリフはフィオの持って生まれた無邪気で勝ち気な性格と、まだほんの17歳の、か弱き女の子の部分が溢れ出した場面のように思いました。その複雑な気持ちをシンプルな行動に移すフィオのセリフはとても印象に残りました。

 

泳ぎながらマルコに「修理代を水増しすれば良かった」とちゃっかりしている部分も好印象です。

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ポルコをマルコに変えようとしたキス

マルコとカーチスの対決は熾烈なものとなり、結局2人の戦いは飛行艇のパイロットしてではなく男同士の殴り合いへと移っていきます。その戦いに勝利したマルコとの別れ際にフィオはジーナの飛行機の上からマルコにすれ違いざまのキスをします。

 

それはおとぎ話のように、豚の姿になってしまったポルコをマルコパゴットに戻そうとしたキスでもあり、憧れ続けた人に向けての愛情のこもったキスでもあったように思います。

 

キスをされたマルコが飛行機の翼にぶつかってしまうドジをしてしまうのも、この「紅の豚」らしい演出でとても微笑ましかったです。

 

フィオのキスを受けてマルコが人間の姿にもどったのか、そのままなのかははっきりと描写されていません。

 

ただカーチスから人間の姿にもどったとも思われるようなセリフもあって、私個人としてはフィオの想いが叶った結末であってほしいと思います。

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フィオのその後について

マルコとカーチスの決闘の後、フィオはジーナと仲良くなってホテルアドリアーノで休暇を楽しむまでに。

フィオが一人の女性としてどのように成長したのかは分かりませんが、キーになっているのは、最後のナレーションをフィオが語ったこと。そこから考えてみると、この「紅の豚」はフィオがマルコのことを綴った1冊の物語のようにも思えてきます。

 

ジーナとマルコの賭けの結末も、マルコとフィオの行き先も分からないままだけど、フィオがマルコのことをずっと大切に思い続けたまま時を過ごしていることが、最後の場面から想像できるように思います。