崖の上のポニョ

崖の上のポニョ題名から行くとどんな話なのか?全く見当がつけません。海沿いの崖の上にある家がこの物語に象徴的に出てきて、そこに住むことになるポニョがヒロインの物語になります。終わってみるとこの題名の意味がわかって、あの場所でないとポニョと宗助が出会うのに絶対に必要なロケーションだし、鞆の浦の崖の下の家にこの物語の構想を練るのにこもった宮崎監督の意図が分かってきました。

ポニョの本名はブリュンヒルデ

58215579 ポニョ

ポニョは宗助がつけた名前で、両親がつけた名前ではありません。本当に、ナイスなネーミングだと思うのですが、実は、本名はブリュンヒルデという優雅な名前だそうです。最近の某アニメのなにかもこの名前が出ているようです。・・全然違う。由来は北欧の女神さま。戦争で亡くなった戦士をバルハラに連れていく、戦さ乙女の一人がブリュンヒルデとなっています。このブリュンヒルデには、まだまだ話がつきません。ニーベルンゲンの指輪の重要人物で、人間に恋に落ちて、最後にはその恋に破れてしまい、相手の男を殺してしまうという役どころです。ポニョにかさなるところがありまね。ポニョ、神話のブリュンヒルデのようにならなくて本当によかったね。

ポニョの父は 母は

ポニョのお父さんはもとは人間だった海の魔法使い、フジモト、お母さんは海の女神さまグランマンマーレです。フジモトは人間時代、潜水艦ノーチラス号にのっていたころにグランマンマーレと出合い、恋に落ちます。二人の間には、ポニョを長女として生まれ、あとはたくさんの妹たちと一緒に海の底でサンゴの塔に住んでいました、フジモトは人間をやめ、グランマンマーレとともに海に生きることにしたので、ポニョが人間を接することは反対です。反対に、人間だったフジモトに恋に落ちたグランマンマーレは、宗助とポニョの関係を応援しているようでした。

ポニョはなぜ半魚人のような姿?

宗助にであう前。ポニョがあの魚のような姿をしているのは、やはり。、海の女神グランマンマーレの血をひくからではないでしょうか?人間のフジモトの部分はあの顔の部分、アニメだから可愛いけど、実写だったら怖いかもという説も。人面魚はやりました可愛くはなかったです。でも映画の中で、宗助のバケツの中におさまったポニョはとってもかわいい!宗助が、グランマンマーレに半魚のポニョでも好きかと聞かれても好きだというところ別に何とも思わないです。

ポニョはなんで海を出た?

妹たちと一緒に平和に暮らすポニョ、大切にフジモト父さんに育てられますが、クラゲにのって、外の世界に。これはやはり、気持ち分かります。成長とともに外の世界にひかれるのは、誰にでもあることだと思います。それにもと人間だったフジモトの血も引くわけだし、地上に憧れる本能のようなものもあるのでは?ただの家出も宗助に出会ったことで、本物に。同年代の宗助に初めて出会い、やさしくしてもらったことで、人間の世界に行きたいと強く思うように。

ポニョなんで人間になった?

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フジモト父さんの反対にもかかわらず、海に連れかえられたポニョは、生命の水を盗み、グランマンマーレの血をひくこともあって、巨大な魔法の力も手に入れ、また人間の世界に戻っていきます。でもそのことで、地上に津波が起きたり、地球のバランスがすっかり崩れてしまうことに。これには、世界のバランスの調整をしてきたフジモトも困ったことに。グランマンマーレはフジモトにポニョを希望通り、人間にして、その魔法の力を消滅させることに。あんなに小さいのに娘を人間にして嫁に出すことになるフジモト。さびしいですよね。

ポニョが人間になったのは、ひたすら宗助に恋をした一心で。でも世界の事情もあって、人間にならなくてはいけなかったのです。すごい、大変な舅、姑を持つことになる宗助ですね。

海と人間の物語、宗助とポニョを描くには、優しく美しい風景のある鞆の浦ではならなかったと思います。実際に瀬戸内の海はポニョが泳いでいそうなやさしい生き物のように見える海です。(グランマンマーレと漁船がぴったり合った)そこで、海と陸との境界、灯台にもなる家に生き続けるポニョ、と宗助たち、鞆の浦の海、世界の海も守ってほしいです。