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「紅の豚」のポルコについてまとめてみました。マルコっていったいどんなヒーローなのでしょうか?

「紅の豚」ポルコロッソとは

ポルコロッソは、姿は豚でありながら、イタリアのアドリア海で活躍する腕利きのパイロットで賞金稼ぎ。「空賊」と呼ばれる輩から市民を守っています。

 

乗っている飛行艇は真っ赤。イタリア語で赤は「ロッソ」

豚であり、赤い飛行艇に乗っていることが「ポルコロッソ」の名前の由来です。

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もともとはイタリア空軍の優秀なパイロット。

人間の姿であった時、彼は戦争という状況に飲み込まれます。一見マイペースでシニカルでありながら、どこか人情に厚くユーモアのある一面も。

 

また紳士的な振る舞いから女性にも人気があります。

アドリア海一番といわれるマダムジーナとは子どもの頃からの幼なじみのようでありながら、恋人のようなどっちつかずな関係。そんなジーナに送った有名なセリフ。

「飛ばない豚は、ただの豚だ」

ポルコの声優である森山周一郎氏

ポルコ役の声優を務めた森山周一郎氏は俳優でありながら、その独特の渋い声を活かして声優やナレーターとして活躍しています。とても特徴のある声なので、一度聞いたら忘れられないと思います。

有名な役でいうと、フランス俳優のジャンギャバン役やチャールズブロンソン役。また持ち前の渋いトーンから悪役や年配の役を務めることが多いです。

 

舞台出身とあって主役を張るわけではなないけれどバイプレイヤーとして多くのテレビドラマに出演しています。「紅の豚」のマルコ役も見事なハマり役だったと思います。

きっと森山氏で無かったら、マルコの雰囲気はかなり変わってしまうと思いますし、その結果ポルコの魅力が損なわれてしまうのではないかと想像します。

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ポルコの素顔とは?

ポルコロッソの本名はマルコパゴット。

第一次大戦時代、イタリア空軍のエースパイロットとして活躍しました。その後、どういう理由からか姿を豚にされ、現在は腕利きの賞金稼ぎとして生活しています。映画の中でもその華麗な技が披露されます。

 

そんな名パイロットでありながらも豚にされてからか性格はシニカルでクール。

戦争やファシズム体制についても「ファシストになるより豚の方がましさ」とどこか諦観的。

名シーン

そんなポルコがピッコロ社のフィオに、まだイタリア空軍のパイロット時代の思い出を語るシーンは、マルコでありポルコの素顔が少し浮き彫りにされたように思いますし、私は個人的にあのシーンが好きでした。

 

気がつけば海面すれすれを一人で飛んでいた」。

 

 

また気になるのはジーナとの結末。

ポルコは幼なじみでありながら、ずっと惹かれているジーナに自分の気持ちをはっきりと伝えられません。そこにはジーナと同じく親友だった友の死や、姿を豚に変えられたことが何か影響しているのかもしれません。

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もともとは人間だったポルコ

映画の中で時々、ポルコが人間の頃だったシーンが出て来ます。

子どもの頃、ジーナと一緒に飛行機に乗っている場面や、フィオに語った昔話の中で、人間だったマルコはそんな短いシーンの中にあっても勇敢で優しく、かつ天才的なパイロットだったことが見てとれます。

 

顔も男前。

フィオはそんなマルコパゴットのことが好きで、映画の中でポルコを人間に戻そうと別れ際に口づけをするシーンも。

 

最後、ポルコが豚のままなのか、人間にもどったのかははっきりと描写されておらず、見ている人に想像させるような終わり方となっています。

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なんで豚になったのか?魔法をかけられたのか?

映画の中で、どうしてマルコが豚になったのかはっきりとした理由は出てきません。

 

ジーナも「どうやったらあなたにかけられた魔法が解けるのかしらね」とマルコがどうして豚になったのか分かりません。

でもマルコ自身、豚になってしまったことをそれほど悲しいと思っておらず、むしろ豚になったことで、戦争や友情、恋などのややこしい人間世界から解き放たれて清正しているような節も。

 

あくまでこれは想像ですが、マルコは自分で自分に豚になる魔法をかけたのではないでしょうか?

ポルコとマルコ。本当の名前はどっち

ポルコロッソは言わばアドリア海の賞金稼ぎとしての通り名。

本名はマルコパゴット。なので本当の名前はマルコです。

 

空軍の連中からはポルコと呼ばれ、時には「賞金稼ぎ」「破廉恥な豚」と揶揄される一方、ジーナやフィオからは本名である「マルコ」と呼ばれています。

 

しかし当のマルコ自身は「名前なんか別にどうだっていい」ような雰囲気を醸し出しています。

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ジーナとはどうなるのか?

マルコとジーナは結局どうなったのか、ポルコがマルコパゴットの姿に戻ったのかもはっきりと分からずミステリアスのまま映画は幕を閉じています。でも2人はお互いに惹かれ合っているのが画面から伝わってきます。

 

私としてはジーナが賭けに勝った結末を歓迎したいのですが、どこかへそ曲がりで偏屈なポルコが「豚には関係ない」と言ってそのまま踏み込まずに終わってしまうような気もします。