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前評判では無声映画ということもあり、ネットでは「つまらなそう」との声も出ていた2016年のジブリ作品「レッドタートル ある島の物語」。

 

ジブリサイドは8年の年月を費やして完成させた作品ということで自信満々だったようですが、観客サイドのぼくとしては、無声映画ということで期待していいのか?悪いのか?ちょっと不安でした。

 

そんな中、映画上映初日にこの映画を見てきたぼくが、ガチの感想をお伝えします。

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「レッドタートル ある島の物語」の感想

正直のところ、ジブリ作品として期待を込めて見ていたぼくは撃沈。(*_*)

現代版のピカソとも言えるのでしょうか、分かる人には分かる、分からない人には分からないそんな作品でした。

 

で、仮にレッドタートルはどんな作品かと聞かれれば、「無人島に流れ着いた男のドキュメンタリーのアニメ版」と答えるであろうそんな映画で、とにかくジブリ感は7%くらいしかないです笑。

 

そして、ジブリ映画の新しい道を切り開いたといえば、かなり興味深い作品ではありますが、作品の中には幾つか引っかかるところも。

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そんなわけで、特に気になった次の3点を中心に記事を進めていこうと思います。

  1. これまでのジブリ作品とは全く違う物語性
  2. いろいろと謎な点が多く、伏線も回収されない
  3. 結局面白いのか?つまらないのか?

 

それではまず物語性について検証していきます!

1、レッドタートルはこれまでのジブリ作品と何が違う?

まず物語の内容がどのようなものだったか?あらすじはこちらの記事を参考にしていただくとして・・・、

【ネタバレ注意!】レッドタートルある島の物語。あらすじ&ストーリー解説

これ、ジブリなのか???

という衝撃。

 

ちなみに、ぼくは近くの映画館に行って一番最初に上映される映画を見たのですが、映画が終わり、外に出て他のお客さんの声を聞いていると、

「これがジブリの作品かと思っちゃうね〜」

と話している声も聞こえてきました。

 

この、他のお客さんの言葉からも分かる通り、レッドタートルは今までのジブリ作品とは大きく方向性が違います。これがいいのか悪いのか、ということではなく、鈴木敏夫Pはなかなかデカイ挑戦をしたな!と感じます。

 

とりあえずこの映画を見た最初の印象がそれでした。

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どこがどう違う?

具体的にどう違うのかと聞かれると、「エンターテイメント」か「アート」か、という点。

 

今までのジブリ作品はほんの一部を除いてエンターテイメント性が高い作品が多いように思います。ラピュタに始まり、もののけ姫、千と千尋の神隠し、ハウルetc…。

これらヒットした作品はどれも、特徴的な主人公がいて、不思議な出来事や、自分の使命を果たすために大きな挑戦をする。というストーリー性がありました。

 

しかし一方でこの「レッドタートル ある島の物語」では、無人島に流れ着いた男の一生を鮮明に描くことによってそこから人間の本質や、美しさを見出そうというある種の難しい作品に分類されると思います。

 

芥川賞で日本をビビらせたあのピース又吉さんもこのような感想を残しているくらいですし。

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<引用元>

なので、正直今までのジブリの楽しさと不思議さの備わった映画とは違う、難しい作品である点は間違いありません。

 

また、この作品には疑問点や伏線回収ポイントが多数ありました。次のページでは、その辺りも含めて見ていきます。

次のページレッドタートルの謎。

つまらない?or面白い?ぼくの素直な感想。